架空の工事を発注し現金200万円あまりをだまし取った疑いで逮捕されたTOKAIグループの元社員ら3人の身柄が18日、検察庁に送られました。
詐欺の疑いで送検されたのはTOKAIグループでエネルギー事業などを手掛けるザ・トーカイの元社員の男（44）とその妻（41）そして焼津市の建設業の男（58）の3人です。
元社員の男は4年前にザ・トーカイが受注したホテルの空調設備工事を、他の業者が施工するにも関わらず建設業の男に対して架空の発注をして、会社から現金230万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
警察は3人が容疑を認めているか明らかにしていませんが、だまし取った金は元社員の男の妻が代表を務める実体のない会社に流れていたとみられ、被害額は1億7300万円にのぼるということです。
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